8/5(土)料金:1900円/1700円
新文芸坐とStrangerの合同開催!
自伝的デビュー作『ショコラ』を含む
クレール・ドゥニの貴重な3作品を上映!
クレール・ドゥニ
Claire Denis
1948年4月21日、パリ生まれ。パリ生まれ。植民地行政官の娘としてカメルーンやソマリア、ジブチなどアフリカ諸国で少女時代を過ごす。フランスに帰国後、教師の影響から映画に目覚め、とりわけ日本映画に傾倒した。IDHECで学んだ後、ロベール・アンリコ、ジャック・リヴェット、ヴィム・ヴェンダース、ジム・ジャームッシュらのアシスタントを務める。ヴェンダースらの勧めによって監督進出を決意、1988年にカメルーンで過ごした少女時代を題材にした『ショコラ』で監督デビュー、カンヌ国際映画祭コンペに選ばれるなど大きな注目を集めた。『ネネットとボニ』でロカルノ国際映画祭金豹賞、『Stars at Noon』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞するなど、世界的巨匠の座を確立している。
1988/仏・西独・カメルーン/106分/デジタル上映
監督・脚本:クレール・ドゥニ
脚本:ジャン=ポル・ファルジョー
撮影:ロベール・アラズラキ
音楽:アブドゥーラ・イブラヒム
出演:ジュリア・ボッシ、フランソワ・クリュゼ、イザック・ド・バンコレ、ミレーユ・ペリエ
若いフランス人女性が西アフリカを旅している。1950年代、彼女は独立前のカメルーンで植民地行政官の娘として暮らしていたのだ。そこで彼女は少女時代の記憶、とりわけ使用人として働いていたプロテのことを思い出す。彼は誇り高く、インテリジェントで、そして美しい男性だった。彼女の周りには人種差別的な社会の複雑な人間関係があった。
2002/仏/86分・/デジタル上映
監督・脚本:クレール・ドゥニ
原作・脚本:エマニュエル・ベルンエイム
撮影:アニエス・ゴダール
音楽:ディコン・ハインクリフェ
出演:ヴァレリー・ルメルシエ、ヴァンサン・ランドン、エレーヌ・ドゥ・サン・ペール
ロールは恋人と一緒に暮らすため引っ越しの準備をしているが、どこか落ち着かない。友人と食事するため車で家を出るが、あっという間に渋滞に巻き込まれてしまう。その日は交通機関のストライキがパリの街を大混乱させていたのだ。ロールは自分に残された最後の場所である車の中で奇妙な安らぎを感じる。そこに見知らぬ一人の男性が近づいてくる。その男との出会いがロールを変えていく。
2009/仏・カメルーン/106分/デジタル上映
監督・脚本:クレール・ドゥニ
脚本:マリー・ンディアイ、リュシー・ボルルトー
撮影:イヴ・カープ
音楽:スチュアート・ステイプルズ
出演:イザベル・ユペール、クリストフ・ランベール、イザック・ド・バンコレ、ミシェル・シュボール
人種間の闘いとフランス植民地主義に対する闘い、そして混乱に乗じた暴徒たちが交錯するアフリカの国で、マリアは彼女が経営するコーヒー農園を救おうと必死になっていた。フランス軍が撤退し、労働者たちが逃げ出し、夫が帰国を願っても、5日後に迫った収穫の日を彼女はそこで待とうとした。だが、巨大なカオスは、ついに彼女の農園にも侵入しようとしていた。
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