12/23(土)・24(日)の2日間限定 料金:1600円
『レースを編む女』
『ヴィオレット・ノジエール』
『盗むひと』
10月にアテネ・フランセ文化センターにて開催され好評を博した特別企画がStrangerで再映決定!
フランス映画界を代表するふたりの女優にスポットライトをあてた特集上映を開催! 日本未公開作を含むレア作・傑作の上映を通じて、フランス映画と女優あるいは女性をめぐる関係を再考する。
鑑賞料金:
一律1,600円
( 特別企画イベントのため各種割引はご使用できません。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。)
原題:La dentellière/1977年/107分/デジタル上映
監督:クロード・ゴレッタ
原作:パスカル・レネ
主演:イザベル・ユペール
美容師見習いの少女と、休暇先のノルマンディで出会った青年の甘酸っぱい恋物語は彼女の狂気へと繫がっていく。イザベル・ユペール24歳の時の主演作で、その後のキャリアを決めた一作。
パスカル・レネによる同名小説(ゴンクール賞受賞)の映画化。イザベル・ユペール演じる美容師見習いの少女の小さな恋の物語を描く。休暇に訪れたノルマンディで、大学生の青年と主人公は恋に落ちる。しかし、自らを抑圧しつづけてきた彼女は、やがて狂気へと陥ってしまう。映画内では、プルーストやモーパッサンなどの文学へのオマージュがなされる。また、劇中の音楽にも注目したい一作。
原題:Violette Nozière/1978年/118分/デジタル上映
監督:クロード・シャブロル
主演:イザベル・ユペール
ヴィオレットは過剰な監視から逃れるために、親を殺してしまう。1933年の実在の事件をもとにした、名匠クロード・シャブロルの傑作。
1933年のフランスで起きた事件の映画化。父親を毒殺した女性犯罪者ヴィオレット・ノジエールをイザベル・ユペールが演ずる。ヴィオレットは逮捕後に、実父からの近親相姦を殺害の理由としてあげているが立証されていない。彼女はシュルレアリストたちからミューズとして讃えられ、詩作の対象となったことでも有名である。
原題:La voleuse/1966年/86分/デジタル上映
監督:ジャン・シャポー
脚本:マルグリット・デュラス
主演:ロミー・シュナイダー、ミシェル・ピコリ
ジュリアは十代の頃にやむなく手放した我が子を取り戻そうと、誘拐を企てる。ロミー・シュナイダーとミシェル・ピコリの怪演を光らせるのは、マルグリット・デュラスの脚本。
ロミー・シュナイダー演じるジュリアは、19歳の時にやむなく手放した子どもを6年越しに取り戻すための誘拐を企てる。脚本を読んだロミー・シュナイダーが主人公に共感し、出演を決めたことでも知られている。国内初公開の本作は、現代においても問題提起の意味を失っていない。
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