8/9(金)〜8/22(木)料金:900〜1800円
現代社会の縮図というべき“学校”を舞台に、若き女性教師の悪夢のような極限心理をあぶり出す
本年度アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートを果たしたサスペンス・スリラー
いわゆる“学園もの”の映画について誰もが連想するのは、教師と生徒の心温まる交流を綴った感動作、少年少女の友情や成長を描いた青春ドラマなどだろう。ドイツから新たに届いた『ありふれた教室』は、まさしく現代の中学校を舞台にした学園ものだが、このジャンルのポジティブなイメージを根こそぎ覆す破格の問題作。
ある新任女性教師の視点で進行する物語は、校内で発生した小さな事件が予想もつかない方向へと激しくうねり、わずか数日間で学校の秩序が崩壊してしまう異常な事態へと突き進んでいく。
鑑賞料金
◯一般 ¥1,800
◯ご近所さん割(江東区・墨田区に在住or在勤or在学の方) ¥1,500
◯U25割(25歳以下)・シニア割(60歳以上) ¥1,200
◯障がい者割 ¥1,000
◯U18割(18歳以下) ¥900
2022年/ドイツ/ドイツ語/99分/G/原題: Das Lehrerzimmer /英題: The Teachers’ Lounge
監督・脚本:イルケル・チャタク
出演:レオニー・ベネシュ、レオナルト・シュテットニッシュ、エーファ・レーバウ、ミヒャエル・クラマー、ラファエル・シュタホヴィアク
提供:キングレコード/ニューセレクト
配給:アルバトロス・フィルム
©if… Productions/ZDF/arte MMXXII
©Judith Kaufmann, Alamode Film
©BorisLaewen
©ifProductions_JudithKaufmann
©Hanna-Lenz
©Johannes Duncker
仕事熱心で正義感の強い若手教師のカーラは、新たに赴任 した中学校で1年生のクラスを受け持ち、同僚や生徒の信頼を獲得しつつあった、そんなある日、校内で相次ぐ盗難事件の犯人として教え子が疑われる。校長らの強引な調査に反発したカーラは、独自の犯人捜しを開始。するとカーラが職員室に仕掛けた隠し撮りの動画には、ある人物が盗みを働く瞬間が記録されていた。やがて盗難事件をめぐるカーラや学校側の対応は噂となって広まり、保護者の猛烈な批判、 生徒の反乱、同僚教師との対立を招いてしまう。カーラは、後戻りできない孤立無援の窮地に陥っていくのだった…
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