特集・作品紹介

上映予定

6/13(金)〜 料金:1000円〜1800円

「70/80年代 フランシス・F・コッポラ 特集上映 -終わりなき再編集-」

二度のアカデミー作品賞・パルムドールを受賞。
その傍ら、スタジオ倒産危機、幾度の自己破産、終わりなき再編集……

“我々はまだ、彼を超える映画監督に出逢えていない。”

構想期間40年、キャリアラストの噂も飛び交い公開が待ち焦がれる最新作『メガロポリス』も カンヌ上映直後から賛否両論の意見が聞こえるが、思えば彼はいつも“逆境”に立ちながら、彼自 身が求める“映画”を孤独に作り上げてきた。今やそれを無くして映画史は語れない不動の傑作 『地獄の黙示録』も撮影現場トラブルの数々、伸び続ける撮影日数、無慈悲に嵩み続ける製作費 ……結果的に興行的に成功を収めたものの、その次作『ワン・フロム・ザ・ハート』では前作の 成功を自ら食い潰し、スタジオ閉鎖という悲惨な結果を招く。

“再編集”を何度も監督自ら手がけ、2023年 には未公開映像も加え、大胆に生まれ変わった『ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ』、劇 場公開版からより原作小説に近づけたディレクターズ・カットに“最高のクオリティ”を自ら求め 監修も行った『アウトサイダー コンプリート・ノベル』、そしてプロデューサーであるコッポ ラと監督であるヴェンダース、二人の確執をおさめた『リヴァース・アングル:ニューヨークか らの手紙』(ヴェンダース監督『ハメット』の撮影裏であり、『ハメット』と併映)、またパル ムドールを受賞し、作品賞を含むアカデミー賞3部門ノミネート(同年の作品賞は『ゴッド ファーザー PART II』が受賞)のコッポラの隠れた名作『カンバセーション…盗聴…』が50周年 記念4Kレストア版がラインナップ。コッポラ監督作品はすべて“完璧”を求めて作り直された4K レストア版の“新作”となっている。
 
鑑賞料金
◯一般 ¥1,800
◯ご近所さん割(江東区・墨田区に在住or在勤or在学の方) ¥1,500
◯U25割(25歳以下)・シニア割(60歳以上) ¥1,300
◯障がい者割 ¥1,000
◯U18割(18歳以下) ¥1,000

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