4/15(土)〜4/27(木)料金:1000円〜1700円
人生を楽しんできた父が
突然、安楽死を願う。
葛藤する家族が選んだ道とは―?
小説家のエマニュエル(ソフィー・マルソー)は、85歳の父アンドレ(アンドレ・デュソリエ)が脳卒中で倒れたという報せを受け病院へと駆けつける。意識を取り戻した父は、身体の自由がきかないという現実が受け入れられず、人生を終わらせるのを手伝ってほしいとエマニュエルに頼む。一方で、リハビリが功を奏し日に日に回復する父は、孫の発表会やお気に入りのレストランへ出かけ、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。だが、父はまるで楽しい旅行の日を決めるかのように、娘たちにその日を告げる─。
2021|フランス・ベルギー|フランス語・ドイツ語・英語|113分|カラー|
アメリカンビスタ|5.1ch| 原題:Tout s‘est bien passé |字幕翻訳:松浦美奈
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:ソフィー・マルソー、アンドレ・デュソリエ、ジェラルディーヌ・ペラス、シャーロット・ランプリング、ハンナ・シグラ
誰にでも訪れる家族との別れ─
それが安楽死だとしたら?
名匠フランソワ・オゾンが集大成として描く
涙とユーモアあふれる感動の物語!
芸術や美食を楽しみ、ユーモアと好奇心にあふれ、何より人生を愛していた父が突然、安楽死を願う。脳卒中で倒れたことがきっかけだが、治療の甲斐あって順調に回復しているにもかかわらず意思を曲げない父に、二人の娘たちは戸惑い葛藤しながらも、真正面から向き合おうとする─。
『まぼろし』や『8人の女たち』で恐るべき才能と讃えられ、ベルリン国際映画祭銀熊賞に輝いた『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』で名匠の地位を確立したフランソワ・オゾンが、すべての人に訪れる死を巡りながら、家族の愛とは何かを問いかける。
娘を演じるのは、『ラ・ブーム』の世界的大ヒットでスーパーアイドルとなりハリウッド大作にも出演、フランスの国民的俳優として愛され続けるソフィー・マルソー。オゾン作品に深みを与えてきたシャーロット・ランプリングと共演を果たす。
最期の日を決めた父と娘たちの前に、様々な人々が立ちはだかる。サスペンスフルなストーリーテリングを得意とするオゾンが、緊迫感に満ちた展開の先に用意した、想像を裏切る結末とは──?
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