5/12(金)〜5/28(日)料金:1000円〜1700円
デヴィッド・ボウイ財団初の公式認定ドキュメンタリー
あなたは、伝説のロックスター
デヴィッド・ボウイを追体験する。
現代において最も影響力のあるアーティストにして“伝説のロック・スター” デヴィッド・ボウイの人生と才能に焦点を当てる『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』。30年にわたり人知れずボウイが保管していたアーカイブから選りすぐった未公開映像と「スターマン」「チェンジズ」「スペイス・オディティ」「月世界の白昼夢」など40曲にわたるボウイの名曲で構成する珠玉のドキュメンタリー映画。デヴィッド・ボウイとは一体何者だったのかー。観客はボウイの音楽、クリエイティブ、精神の旅路を追体験する。本作は全編にわたりデヴィッド・ボウイのモノローグで導かれ、デヴィッド・ボウイ財団唯一の公式認定ドキュメンタリー映画となっている。
2022年製作/135分/PG12/ドイツ・アメリカ合作/原題:Moonage Daydream
監督・脚本:ブレット・モーゲン
出演:デヴィッド・ボウイ
1970年代から現在に至るまで、影響を受けていないミュージシャンは皆無と言っていいほどの音楽シーンの伝説。
1947年1月8日、イギリス、ロンドン生まれ。本名デヴィッド・ロバート・ジョーンズ。子どもの頃から音楽に親しみ、15歳で初めてのバンドを結成。1964年、17歳時に初めてのレコードをリリースする。’67年には、デヴィッド・ボウイ名義の初のアルバムを発表。’69年、シングル「スペイス・オディティ」が全英チャートでトップ5入りを果たし、注目を集める。
‘72年にはアルバム『ジギー・スターダスト』を発表。濃いメイクや中性風のファッションにより、グラムロックのイメージを決定づけ、一躍メインストリームに躍り出た。’75年には再リリースされた「スペイス・オディディ」によって初の全英ナンバーワンを獲得する。1970年代は彼にとって、もっともクリエイティブな時代であり、毎回のようにスタイルを変えては批評家やファンの賞賛を浴び続けた。中でも、’77年の『ロウ』『英雄夢語り(ヒーローズ)』、翌年の『ロジャー(間借人)』は“ベルリン三部作”と呼ばれ、シンセサイザーを導入したアーティスティックな作品として高い評価を得ている。また、この頃から俳優としての活動も本格化し、ニコラス・ローグ監督の『地球に落ちてきた男』(76)では主演を務めた。
1983年に発表した『レッツ・ダンス』は全英でトップに立ったのみならず、世界的な大ヒットに。日本でも、大島渚監督の映画『戦場のメリークリスマス』への出演と相まって知名度を高めた。1989年にはバンド、ティン・マシーンを結成して活動。解散後もコンスタントに新作を発表していたが、2004年に病に倒れて長い休養を余儀なくされる。’13年に10年ぶりの新作『ザ・ネクスト・デイ』を発表してファンを喜ばせた。’16年1月10日、肺癌により69歳で逝去。2日前の誕生日にアルバム『★(ブラックスター)』をリリースしたばかりだった。
監督を務めるのは映画プロデューサー、ロバート・エヴァンスのドキュメンタリー映画『くたばれ!ハリウッド』、伝説のロックバンド、ニルヴァーナのカート・コバーンのドキュメンタリー映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』を手掛けた名手ブレット・モーゲン。デヴィッド・ボウイ財団が保有する膨大な映像にアクセスすることを許されたブレット・モーゲン監督は全ての映像に目を通すために2年もの歳月を費やし、厳選した貴重映像で構成した。音楽プロデュースを務めるのはデヴィッド・ボウイ、T・REX、THE YELLOW MONKEYらの楽曲をプロデュースしてきた敏腕プロデューサー、トニー・ヴィスコンティ。そして音響には社会現象級の大ヒットとなったクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』でアカデミー賞®️を受賞した音響技術者ポール・マッセイが参加。これ以上ない最強布陣が実現した。
デヴィッド・ボウイのド迫力のライブ、圧倒的な映像美が紡ぐ『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』はまさに最高峰のシネマエクスペリエンス。今、<“超体感型”ミュージック・オデッセイ>の幕が開ける――。
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