7/7(金)〜7/13(木)料金:1000円〜1500円
ヴィム・ヴェンダースが撮った“日記映画”の試作や
劇場未公開の初期短編を3作品レイトショー上映!
『パリ、テキサス』(1984) や『ベルリン、天使の詩』(1987) など多くの名作を世に放ち、日本で撮影された最新作『PERFECT DAYS(原題)』(2023) が第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞(役所広司)とエキュメニカル審査員賞を授賞したことでも話題のドイツの名匠、ヴィム・ヴェンダース。ヴェンダースの原点に迫る傑作短編3作品を本邦初劇場公開!
デイタイム上映では日記映画の巨匠ジョナス・メカスの未公開作を含む中・短編作品を上映!
https://stranger.jp/movie/1245/
SAME PLAYER SHOOTS AGAIN
1967年/西ドイツ/ 12分|デジタル上映|配給:JAIHO
監督・製作・撮影・編集:ヴィム・ヴェンダース
1967年にHFF Müchen(ミュンヘン テレビ・映画大学)で制作された、ヴィム・ヴェンダースにとって2作目の短編映画。1作目の「SHAUPLÄTZE」は同年に制作されたが、所在不明となっている。
2015年に16mmオリジナルフィルムよりデジタル処理された2Kレストア版。
「私の最初の短編映画「SHAUPLÄTZE」は、どういうわけか紛失してしまった。しかし、残った2 つのショットが本作の最初の2 ショットとなった。本作の構成は5つの玉で遊ぶピンボールマシンに深く影響を受けている。5 つのボールのように、3 分間のショットを5 回繰り返し、異なる色に染色した。」―ヴィム・ヴェンダース
SILVER CITY REVISITED
1968年/西ドイツ/ 33分|デジタル上映|配給:JAIHO
監督・製作・撮影・編集:ヴィム・ヴェンダース
1968 年の夏にミュンヘンで制作された。16mmリバーサルフィルムを使用し、ヴェンダース自身のボレックス社製カメラで撮影している。
2015年に16mmオリジナルフィルムよりデジタル処理された4Kレストア版。
「ミュンヘンで学生として住んでいた時にアパートメントからの眺めにとても感銘を受けたんだ。ポストカードコレクションも持っていた。この映画には4分のリールのみを使った。それから、映画大学の屋根裏部屋で『Mood Music』というタイトルがつけられた古いSPレコードのコレクションを見つけた。その中にあった楽曲を、ミキシングせず、直接録音した。」―ヴィム・ヴェンダース
REVERSE ANGLE / Reverse Angle: Ein Brief aus New York
1982 年/西ドイツ/ 18分|デジタル上映|配給:JAIHO
監督・製作:ヴィム・ヴェンダース
1982 年3月にニューヨークで撮影された。フランスのテレビ向けに制作され、ヴェンダースが今後数年にわたって制作する予定だった一連の「日記映画」の試作となる。ヴェンダースにとって初のアメリカ映画『ハメット』(1982) 制作中の日々を描いていて、製作者であるフランシス・フォード・コッポラも登場する。
2015年に16mmオリジナルフィルムよりデジタル処理された4Kレストア版。
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