8/25(金)〜9/7(木)料金:1000〜1700円
実際の裁判の記録をそのままセリフに。
斬新で緊迫感漲る<2022年最高のフランス映画>。
第79回ヴェネチア映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)と新人監督賞を受賞し、世界の注目を集めた本作。監督は、セネガル系フランス人女性監督アリス・ディオップ。実際の裁判記録をそのままセリフに使用する斬新な手法と巧みな演出、俳優たちの圧倒的な演技が絶賛された。撮影監督は『燃ゆる女の肖像』のクレール・マトン。脚本にはゴンクール賞作家のマリー・ンディアイが参加。〈2022年最高のフランス映画〉との呼び声も高い本年度屈指の必見作である。
2022|フランス|フランス語|123分|カラー|G|原題:Saint Omer|字幕:岩辺いずみ|字幕監修:金塚彩乃
© SRAB FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA – 2022
監督:アリス・ディオップ
出演:カイジ・カガメ、ガスラジー・マランダ、ロベール・カンタレラ
幼い娘を殺害した罪に問われた若い女性。
彼女は本当に我が子を殺したのか——。
フランス北部の町、サントメール。若き女性作家ラマは、ある裁判を傍聴する。被告は、生後15ヶ月の娘を海辺に置き去りにし、殺人罪に問われた女性ロランス。セネガルからフランスに留学し、完璧な美しいフランス語を話す彼女は、本当に我が子を殺したのか?被告本人の証言、娘の父親である男性の証言、何が真実かわからない。そしてラマは偶然、被告ロランスの母親と知り合う。彼女はラマが妊娠していることを言い当てる。裁判はラマに、“あなたは母親になれる?”と問いかける……果たしてその行方は──。
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