7/1(月)〜7/11(木) 料金:900円〜1800円
フィンランドを代表する、
建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルト 。
色褪せない名作の誕生を陰で支えたのは、
最初の妻アイノだった――。
アアルトとは、どのような人物だったのか?
暮らし、社会、自然 ――すべてがデザインに繋がっていく。
フィンランドを代表する建築家・デザイナー、アルヴァ・アアルト(1898年−1976年)。不朽の名作として名高い「スツール60」、アイコン的アイテムと言える「アアルトベース」、そして自然との調和が見事な「ルイ・カレ邸」など、優れたデザインと数々の名建築を生み出した。そんなアルヴァ・アアルトのデザイナーとしての人生を突き動かしたのは、一人の女性だった――。「幼い頃、アアルトが設計した図書館で過ごし、彼の建築の虜になった」と語るフィンランドの新鋭ヴィルピ・スータリが、アルヴァの最初の妻、アイノとの手紙のやりとり、同世代を生きた建築家や友人たちの証言などを盛り込みながら、アアルトの知られざる素顔を躍動感溢れるタッチで描き出す。主張しすぎない。けれど、側に置くだけで心が豊かになり、日常が彩られる。人と環境に優しいデザインで、現代の生活にも溶け込む逸品はどのようにして生まれたのか。2023年は、アルヴァ・アアルトの生誕125周年にあたる。アルテックの家具やイッタラのアイテムなど、後世に残る名作の誕生秘話も必見。
大好評につき、再々再上映が決定しました!
鑑賞料金:
◯一般 ¥1,800
◯ご近所さん割(江東区・墨田区に在住or在勤or在学の方) ¥1,500
◯U25割(25歳以下)・シニア割(60歳以上) ¥1,200
◯障がい者割 ¥1,000
◯U18割(18歳以下) ¥900
監督:ヴィルピ・スータリ
出演:アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト 他
日本語字幕:横井和子 字幕監修:宇井久仁子 2020年 / フィンランド / 103分
アルヴァ・アアルト ALVA AALTO(1898年−1976年)
1898年、フィンランドのクオルタネ生まれ。本名フーゴ・アルヴァ・ヘンリク・アアルト。 測量技師として働く父のもとに生まれ、1916年からヘルシンキ工科大学(現アアルト大学)で学ぶ。代々、森林官を務める家系に生まれ、幼い頃から樹木に親しみながら育つ。1923年、アルヴァ・アアルト建築事務所設立。1935年、妻アイノとともに、二人がデザインする家具や照明器具、テキスタイルを世界的に販売することを目的に「アルテック」を創業。生涯、200を超える建物を設計し、そのどれもが有機的なフォルム、素材、そして光の組み合わせが絶妙な名作として知られている。
Strangerのオンラインストアです。オリジナルデザインのT-shirtやマグカップ、Stranger Magazineなどの書籍や、上映作品の関連商品がオンラインでご購入頂けます。