1/26(金)〜1/31(水)料金:1500円均一
商業作品からピンク映画、
自主制作映画まで
幅広い領域で「映画」を追究する
古澤健監督の超異色の最新作!
『STALKERS』について(古澤健)
わたしはただ、武蔵村山のあの隧道で映画を撮りたい、と思っただけなのです。
この映画には、わかりやすい物語はありません。便宜上「STORY」としてあらすじを書いてみましたが、それが誰かの興味を強くひくとはとても思えません。
わかりやすい物語はないけれど、これは実験映画ではなく娯楽映画です。
本気でそう思っています。
サウンドデザインを担当した宇波拓とも、「あと1分短くても、あと1分長くても、この面白さには辿り着けなかったよね」とやりとりしたことを思い出します。
つまりその感慨こそが、『STALKERS」が娯楽映画であると信じる所以です。
とはいえ、それは自分一人の思い込みである可能性は大です。
恐る恐るポレポレ東中野の小原治さんに見せたところ、「これはスクリーンでこそ見るべき映画です」と大胆不敵な提案をいただき、一日だけのイベントとしてポレポレ坐で上映されました。
そのときに観客として会場にいらっしゃったStrangerの岡村忠征さんから「2023年のベストの一本だ」と告げられたときには、心底耳を疑いました。
さて、ここに登場する全員がほら吹きなのでしょうか?
それとも本当に『STALKERS』は娯楽映画なのでしょうか?
劇場でお待ちしております。
鑑賞料金
◯均一 ¥1,500
2023年/16:9/ステレオ/ 56分
出演・脚本・撮影・録音・編集 古澤健
助監督 山城研二
サウンドデザイン 宇波拓
武蔵村山に、NASAのジャンパーを着た男(古澤健)が現れる。男はなにかの調査をしているようだ。2台のカメラとiPhoneを使って、ひたすら歩き続ける自分の姿を撮影している。
果たして男が辿り着くのは狭山なのか? それとも……?
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