3/8(金)~3/28(木)日替わり上映 料金:900円〜1800円
国内外の映画賞を多数受賞している4作品
もう1度見たい方、まだ見ていない方もこの機会に是非スクリーンで!
今もう一度見たい2023年公開邦画日替わり上映が決定!
『エゴイスト』
『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』など人の心の澱を深く抉る作品で知られる松永大司監督が、ドキュメンタリータッチの映像で、登場人物たちの間に流れる親密な温度感や、愛ゆえに生まれる葛藤を繊細に伝える。
『福田村事件』
行き交う情報に惑わされ生存への不安や恐怖に煽られたとき、集団心理は加速し、群衆は暴走する。これは単なる過去の事件では終われない、今を生きる私たちの物語。
『月』
いま、世に問うべき大問題作が放たれる。それはこの人間が生きる市民社会において、禁忌(タブー)とされる領域の奥深くへと大胆に踏み込むものだ。
『ほかげ』
火と、その揺れに合わせて姿を変える影。
その影の中に生きる人々を見つめ、耳をすます。
鑑賞料金
◯一般 ¥1,800
◯ご近所さん割(江東区・墨田区に在住or在勤or在学の方) ¥1,500
◯U25割(25歳以下)・シニア割(60歳以上) ¥1,200
◯障がい者割 ¥1,000
◯U18割(18歳以下) ¥900
2023年/日本/120分
鈴木亮平 宮沢氷魚
中村優子 和田庵 ドリアン・ロロブリジーダ/ 柄本明 / 阿川佐和子
原作:高山真「エゴイスト」(小学館刊)
監督・脚本:松永大司
脚本:狗飼恭子
音楽:世武裕子
(c) 2023 高山真・小学館/「エゴイスト」製作委員会
https://egoist-movie.com/
14歳で母を失い、田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、自由な日々を送っている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母を支えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太。惹かれ合った2人は、時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。
しかし2人でドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった…。
2023年 | 日本| DCP | 英題:SEPTEMBER1923 | 5.1ch | 137分
監督:森達也
脚本:佐伯俊道 井上淳一 荒井晴彦
出演:井浦新 田中麗奈 永山瑛太 東出昌大 コムアイ 木竜麻生 松浦祐也 向里祐香
杉田雷麟 カトウシンスケ ピエール瀧 水道橋博士 豊原功補 柄本明
企画:荒井晴彦
企画協力:辻野弥生、中川五郎、若林正浩
総括プロデューサー:小林三四郎 プロデューサー:井上淳一、片嶋一貴
アソシエイトプロデューサー:内山太郎、比嘉世津子 音楽:鈴木慶一
撮影:桑原正 照明:豊見山明長 録音:臼井勝
美術:須坂文昭 装飾:中込秀志 衣裳:真柴紀子 ヘアメイク:清水美穂
編集:洲﨑千恵子 助監督:江良圭 スチール:佐藤芳夫 メイキング:綿井健陽
美術監修:磯見俊裕 キャスティング:新井康太、東山光宏
配給:太秦 製作プロダクション:ドッグシュガー 製作:「福田村事件」プロジェクト
©「福田村事件」プロジェクト2023
https://www.fukudamura1923.jp/
大正デモクラシーの喧騒の裏で、マスコミは、政府の失政を隠すようにこぞって「…いずれは社会主義者か鮮人か、はたまた不逞の輩の仕業か」と世論を煽り、市民の不安と恐怖は徐々に高まっていた。そんな中、朝鮮で日本軍による虐殺事件を目撃した澤田智一(井浦新)は、妻の静子(田中麗奈)を連れ、智一が教師をしていた日本統治下の京城を離れ、故郷の福田村に帰ってきた。同じ頃、沼部新助(永山瑛太)率いる薬売りの行商団は、関東地方へ向かうため四国の讃岐を出発する。長閑な日々を打ち破るかのように、9月1日、空前絶後の揺れが関東地方を襲った。木々は倒れ、家は倒壊し、そして大火災が発生して無辜なる多くの人々が命を失った。そんな中でいつしか流言飛語が飛び交い、瞬く間にそれは関東近縁の町や村に伝わっていった。2日には東京府下に戒厳令が施行され、3日には神奈川に、4日には福田村がある千葉にも拡大され、多くの人々は大混乱に陥った。福田村にも避難民から「朝鮮人が集団で襲ってくる」「朝鮮人が略奪や放火をした」との情報がもたらされ、疑心暗鬼に陥り、人々は恐怖に浮足立つ。地元の新聞社は、情報の真偽を確かめるために躍起となるが、その実体は杳としてつかめないでいた。震災後の混乱に乗じて、亀戸署では、社会主義者への弾圧が、秘かに行われていた。そして9月6日、偶然と不安、恐怖が折り重なり、後に歴史に葬られることとなる大事件が起きる―。
2023年/日本/144分/カラー/シネスコ/5.1ch /PG-12
宮沢りえ 磯村勇斗 二階堂ふみ
オダギリジョー 板谷由夏 モロ師岡 鶴見辰吾 原日出子 高畑淳子
監督・脚本:石井裕也
原作:辺見庸『月』(角川文庫刊) 音楽:岩代太郎
企画・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸 製作:伊達百合 竹内力 プロデューサー:長井龍 永井拓郎 アソシエイトプロデューサー:堀慎太郎 行実良 撮影:鎌苅洋一 照明:長田達也 録音:高須賀健吾 美術:原田満生 美術プロデューサー:堀明元紀 装飾:石上淳一 衣装:宮本まさ江 ヘアメイク:豊川京子 千葉友子(宮沢りえ) 特殊メイク・スーパーバイザー:江川悦子 編集:早野亮 VFXプロデューサー:赤羽智史 音響効果:柴崎憲治 特機:石塚新 助監督:成瀬朋一 制作担当:高明 キャスティング:田端利江 制作プロダクション:スターサンズ 制作協力:RIKIプロジェクト 配給:スターサンズ
(C)2023『月』製作委員会
tsuki-cinema.com Twitter:@tsuki_movie
深い森の奥にある重度障害者施設。ここで新しく働くことになった堂島洋子(宮沢りえ)は“書けなくなった”元・有名作家だ。彼女を「師匠」と呼ぶ夫の昌平(オダギリジョー)と、ふたりで慎ましい暮らしを営んでいる。洋子は他の職員による入所者への心ない扱いや暴力を目の当たりにするが、それを訴えても聞き入れてはもらえない。そんな世の理不尽に誰よりも憤っているのは、さとくんだった。彼の中で増幅する正義感や使命感が、やがて怒りを伴う形で徐々に頭をもたげていく――。
2023年/日本/95分/ビスタ/5.1ch/カラー
出演:趣里/塚尾桜雅 河野宏紀/利重剛 大森立嗣/森山未來
監督/脚本/撮影/編集:塚本晋也
助監督:林啓史 音楽:石川忠 音響演出:北田雅也
製作:海獣シアター 配給:新日本映画社
©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
公式サイト:hokage-movie.com
女は、 半焼けになった小さな居酒屋で1人暮らしている。体を売ることを斡旋され、戦争の絶望から抗うこともできずにその日を過ごしていた。空襲で家族をなくした子供がいる。 闇市で食べ物を盗んで暮らしていたが、ある日盗みに入った居酒屋の女を目にしてそこに入り浸るようになり…。
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