4/19(金)〜4/25(木)『エル・スール』
1985年に日本中が虜になった巨匠ビクトル・エリセ監督による傑作2作品を、いま、スクリーンで――。
スペインの名匠・ビクトル・エリセ監督の最新作『瞳をとじて』の公開を記念して、監督の代表作であり名作『ミツバチのささやき』、『エル・スール』の再上映が決定!
★ビクトル・エリセ プロフィール
1940年6月30日生まれ。『ミツバチのささやき』(73)を長編デビュー作として発表し、10年後『エル・スール』(83)を発表。そしてさらに約10年後、画家アントニオ・ロぺス=ガルシアの制作風景に迫った半記録映画『マルメロの陽光』(92) を発表。寡作でありながらも、国内外の映画祭で高い評価を集め、日本でも多くの映画人に愛されるスペインの巨匠。
※4/12(金)『ミツバチのささやき』上映後DJイベントあり!詳しくはイベントページへ
鑑賞料金
◯一般 ¥1,800
◯ご近所さん割(江東区・墨田区に在住or在勤or在学の方) ¥1,500
◯U25割(25歳以下)・シニア割(60歳以上) ¥1,200
◯障がい者割 ¥1,000
◯U18割(18歳以下) ¥900
※1本立ての料金となります。
1973年|スペイン|99分|カラー|DCP|提供:アイ・ヴィー・シー
監督:ビクトル・エリセ
脚本:ビクトル・エリセ、アンヘル・フェルナンデス=サントス
撮影:ルイス・クアドラド
音楽:ルイス・デ・パブロ
出演:アナ・トレント、イザベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン・ゴメス、テレサ・ジンベラ
配給:ギャガ、アイ・ヴィー・シー
©2005 Video Mercury Films S.A.
6歳の少女アナはフランコ独占政権下のスペインの小さな村に父、母、姉と暮らしていた。ある日、巡回上映で観た『フランケンシュタイン』に魅せられて、呼びかければ出てきてくれる精霊の存在を信じ、探し始める。姉が見つけた廃屋に精霊の存在を感じて通う日々の中、逃亡中の内戦の兵士に出会い、食べ物や着るものを運ぶのだったが・・・。ビクトル・エリセ監督の記念すべき繊細なデビュー作。
1983年|スペイン・フランス|95分|カラー|DCP|提供:アイ・ヴィー・シー
監督・脚本:ビクトル・エリセ
原作:アデライーダ・ガルシア・モラレス
撮影:ホセ・ルイス・アルカイネ/音楽:エンリケ・グラナドス
出演:オメロ・アントヌッティ、ソンソレス・アラングーレン、イシアル・ボジャイン、オーロール・クレマン
配給:ギャガ、アイ・ヴィー・シー
©2005 Video Mercury Films S.A.
8歳のエストレリャは生まれ故郷のアンダルシアを捨てて生きる父親を慕っていた。振り子を使って水脈を見つける父は青春を過ごした南=エル・スールを離れて暮らしながら何を想っていたのか。少女が知ることのなかった一面を垣間見るころ、彼は突然、家を出ていってしまった。15歳に成長したエストレリャは記憶のなかの父の姿を回想する・・・。エリセ監督の『ミツバチのささやき』から10年後の第2作。
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