8/16(金)〜 9/12(木) 料金:900〜1800円
母親を連れて温泉にやってきた三姉妹。楽しいはずの旅はいつしか壮絶な姉妹喧嘩へ――。
わずらわしくて、厄介で、それでもやっぱり、いとおしい。
監督・脚本を手がけたのは、稀代の映画作家・橋口亮輔。第89回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、第70回毎日映画コンクール日本映画大賞、第58回ブルーリボン賞最優秀監督賞など数多くの映画賞を受賞した名作『恋人たち』(2015)から9年ぶりの監督最新作となる。
「鬱陶しいとか面倒くさいとか思いながらも、やはり家族はかけがえのないもの」橋口監督はそう話す。
温泉宿の客室を主な舞台にしてくり広げられる三姉妹の物語は、“いちばん近い他人”である家族だからこそ感じる不満やいら立ちを、ブラックユーモアたっぷりに描き出す。姉妹のあいだで交わされる何気ない会話は、積年の恨みや妬みをあらわにし、旅館の一室をふいに修羅場へと変える。と同時に、そのやりとりを通して垣間見えるのは、家族が積み重ねてきた親密な時間の痕跡でもある。
鑑賞料金
◯一般 ¥1,800
◯ご近所さん割(江東区・墨田区に在住or在勤or在学の方) ¥1,500
◯U25割(25歳以下)・シニア割(60歳以上) ¥1,200
◯障がい者割 ¥1,000
◯U18割(18歳以下) ¥900
2024/106分/G/日本
出演:江口のりこ 内田慈 古川琴音 青山フォール勝ち(ネルソンズ)
原作・脚本:ペヤンヌマキ
監督・脚色:橋口亮輔
配給:クロックワークス
製作:松竹ブロードキャスティング
©2024松竹ブロードキャスティング
親孝行のつもりで母親を温泉旅館に連れてきた三姉妹。
長女・弥生は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底で恨んでいる。そんな二人を冷めた目で観察する三女・清美。
三姉妹に共通する思いは「母親みたいな人生を送りたくない」ということ。温泉宿の一室で爆発する三姉妹の母親への愚痴は徐々にエスカレートし、お互いを罵倒する修羅場へと発展していく。そこに清美がサプライズで紹介しようと考えていた彼氏・タカヒロが現れ、物語は思わぬ方向へ――。
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