2/1(土)〜 料金:均一1500円
若手キャストとスタッフが集結!
工藤梨穂監督最新作
男女三人の旅を描いた瑞々しい青春映画の誕生
黒沢清監督による大ヒット作『Chime』を生み出した、映画制作レーベル「Roadstead(ロードステッド)」。新たな注目作として呼び声が高いオリジナル映画第2弾『オーガスト・マイ・ヘヴン』の劇場公開が決定!
監督は、『オーファンズ・ブルース』が第40回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2018」グランプリに輝いた工藤梨穂。商業デビュー作『裸足で鳴らしてみせろ』(’21)は第51回ロッテルダム国際映画祭に正式招待されるなど、国内のみならず海外からも称賛を浴び、その動向が注目されている。『オーガスト・マイ・ヘヴン』は『Chime』とともに、第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門(Berlinale Special)に正式招待。奇妙な人間関係のゆくえを描いた工藤監督の意欲作は世界各国の映画ファンに熱狂的に迎えられ、数多くの賞賛の声を浴びた。
旧友になりすました女と親友の二人の青年。
奇妙で刹那的な旅の先にあるものとは
真夏の京都の地で撮影された本作は、“誰かを演じる”ことによって運命的に交錯する男女三人の巡り合わせの旅を描く工藤梨穂監督のRoadsteadオリジナル映画作品である。若手のキャスト・スタッフが結集し、ここに新たな青春映画が生まれた。
主演を務めるのは『オーファンズ・ブルース』以来、工藤と再タッグを組む村旧友“いづみ”になりすます代理出席屋の女・城野譲役を演じる。譲に思いを寄せる中華料理屋の男・三枝南平役には『裸足で鳴らしてみせろ』の諏訪珠理。そして、長い失踪から突然帰還した南平の親友・長谷薫役に『PLASTIC』の藤江琢磨が名を連ねた。そのほか、長谷川七虹、山﨑龍吾、西出明、鈴木卓爾が脇を固めている。さらにシンガーソングライターのsomaが音楽を担当。工藤の前作『裸足で鳴らしてみせろ』での制作を経て、再びsomaによって手掛けられた本作の映画音楽は繊細かつ大胆に彼らの出会いと旅を彩る。
※各種サービスデーや他の割引サービス不可となります。あらかじめご了承ください。
2024年/日本/40分
監督・脚本:工藤梨穂
出演:村上由規乃、諏訪珠理、藤江琢磨、長谷川七虹、山﨑龍吾、西出明、鈴木卓爾
エグセクティブプロデューサー:川村 岬、山本正典/プロデューサー:岡本英之、山口 永、工藤梨穂/アソシエイトプロデューサー:小林一尚、笹木喜絵、小池由香里、小島秀樹/ラインプロデューサー:村田 潤
音楽:soma/撮影:谷村咲貴/照明:大﨑 和/音響:岩﨑敢志/美術:柳 芽似/スタイリスト:松井弥樹/編集:佐古瑞季/助監督:栗原 翔/撮影助手:山岸俊哉/照明助手:飯島逹都/演出応援:小森ちひろ/制作応援:内田 新/ビジュアルデザイン:山根佐保/ビジュアルスチール:熊谷直子
製作:Roadstead、グランマーブル
企画:Sunborn
制作プロダクション:ねこじゃらし
配給:Stranger
©︎Roadstead
とある街で代理出席屋をしながら暮らしを営む女・城野譲(じょうのじょう)。代理出席屋とは、依頼人の親族や恋人、友人などを演じて冠婚葬祭や人が集まる場所に赴く代行業のことである。譲の行きつけの中華料理屋の店員・三枝南平(さえぐさなんぺい)は、そんな彼女に思いを寄せていた。
8月のある日のこと。代行の仕事で葬儀場に訪れた譲は、いつか夢で見た見知らぬ男・長谷薫(はせかおる)にそこで出会ってしまう。日を同じくして、中華料理屋で抱き合う南平と薫。薫は5年もの間失踪していた南平の親友だったのだ。
彼の無事を喜ぶ南平に「恩師の葬儀で“いづみ”に再会できた」と言う薫。しかし、そこに現れた女は彼らの旧友・いづみになりすました譲だった—。
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