9/5(金)〜 料金:1700円均一
時代を超えた美学と革新的な映像表現を追求し続けた巨匠が、映画と私たちに贈る最後のメッセージとはー。
2022年9月13日にこの世を去ったとき、ジャン゠リュック・ゴダールは自分が書いたシナリオに従って自発的な死を遂げた。2年前から彼は『シナリオ〔Scénario〕』と題した、エクランノワール・プロダクションの ミトラ・ファラハニとアルテとの共同製作による最後の⻑篇企画に取り組んでいた。モンタージュの構想を記した手帳やノートが、アイデアを明確にするために何冊も作られた。
※2作品合計54分
鑑賞料金
◯均一 ¥1,700
※各種サービスデーや他の割引サービス不可となります。あらかじめご了承ください。
2024年/フランス、日本/フランス語、日本語字幕(英語字幕なし)/18分/カラー/原題:Scénarios
監督・脚本・編集:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:ファブリス・アラーニ
製作主任:ジャン=ポール・バタジア
製作助手:オーレリアン・プティ リゾン・ドゥート
製作: Écran noir productions Arte France ねこじゃらし/Roadstead
配給:ねこじゃらし
「シナリオ」とは、物語を語るやり方に映画が与えた名前であるとともに、ジャン゠リュック・ゴダールが自身の最後の映画に付けることにしたタイトルでもある。この映画は、彼が自発的な死を遂げた文字通りの前日に作られたが、だからといってそれは完成に至らないわけではなく、まさしく未完成であるという状態で実現されることになる。
2024年/フランス、日本/フランス語、日本語字幕(英語字幕なし)/36分/カラー/原題:Exposé du film annonce du film “Scénario”
監督・脚本・編集:ジャン=リュック・ゴダール
共同執筆:ジャン=ポール・バタジア ファブリス・アラーニョ
助言:ニコル・ブルネーズ
撮影:ファブリス・アラーニョ
製作主任:ジャン=ポール・バタジア
製作助手:オーレリアン・プティ リゾン・ドゥート
製作: Écran noir productions Arte France ねこじゃらし/Roadstead
配給:ねこじゃらし
2021年10月、ジャン゠リュック・ゴダールは『シナリオ』という6つのパートからなる⻑篇映画の企画の構想説明を行った。 静止画像と動画像を混ぜ合わせ、読むことと見ることの中間にあるような映画である。
Strangerのオンラインストアです。オリジナルデザインのT-shirtやマグカップ、Stranger Magazineなどの書籍や、上映作品の関連商品がオンラインでご購入頂けます。