特集・作品紹介

上映予定

9/5(金)〜 料金:1700円均一

ジャン=リュック・ゴダール監督遺作『シナリオ』

時代を超えた美学と革新的な映像表現を追求し続けた巨匠が、映画と私たちに贈る最後のメッセージとはー。

「そのふたつのシナリオを完成させて、自分の映画人生、映画監督人生を終わりにする。そして映画に別 れを告げる」(2021年3月「ケララ国際映画祭」ビデオインタビューより)。
 

2022年9月13日にこの世を去ったとき、ジャン゠リュック・ゴダールは自分が書いたシナリオに従って自発的な死を遂げた。2年前から彼は『シナリオ〔Scénario〕』と題した、エクランノワール・プロダクションの ミトラ・ファラハニとアルテとの共同製作による最後の⻑篇企画に取り組んでいた。モンタージュの構想を記した手帳やノートが、アイデアを明確にするために何冊も作られた。
 

ところが、ジャン゠リュック・ゴダールは死の数日前になってカードを切り直し、二部構成の映画を仕上げるように指示を出した。それに従ったのが『シナリオ〔Scénarios〕』である。その一年前、2021年10月には、『シナリオ〔Scénario〕』の企画の構想を、アシスタントのジャン゠ポール・バタジアとファブリス・アラーニョに説明していた。その説明の模様を収めたのが、二番目の映画『シナリオ:予告篇の構想』である。

 
※2作品合計54分
 

鑑賞料金
◯均一 ¥1,700

※各種サービスデーや他の割引サービス不可となります。あらかじめご了承ください。

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